む〜びんぐせ〜る

中の人と飼い主さんは、あとひとつきでひっこしをします。1万のみずうみと１０００万の蚊が住んでいる北の国にひっこすのです。でも、そのあと遠い東にあるやばんじんのくにに３かげつのあいだ島ながしです。そんなわけでおうちにあるいらないものや大きなものをきんじょのひとにゆずったり、高いねだんをつけて売っています。もっと売れるように飼い主さんは写真をとってせんでんしています。きょうもきんじょの人が本だなを買っていきました。ガラスびんいっぱいのうしのおちちが２０本も買えるような高いねだんです。ボクはにんげんは金のもうじゃだなと思いました。そういえば、飼い主さんは前にボクやかえるさんを箱につめて写真をとっていました。もしかしたらボクたちを売ってやろうとたくらんでいるのかもしれません。ぶるぶるぶる。

おーぼーげー

ていくみあうとぅざぼ～げ～♪
（中略）
お～ぼ～げ～♪
中の人と飼い主さんとで「ぱいれーつ」のやきゅうのしあいを見にいきました。やきゅうじょうではいろんなたべものやのみものが売っていました。とくに、あわの出る黒いおみずや、ちゃいろいおみずがいっぱい売れていました。うしのおちちは売っていませんでした。こんど「ぱいれーつ」のしゃちょうさんにうしのおちちを売るようにじきそしようと思います。

役に立つおしごと（２）

ボクの中の人もふくめてにんげんは役に立たないしごとばかりしています。にんげんは「うしのおちち」を出す仕事を「てつだう」ことはできても、「毎日おちちを出す」ことはできません。
そうかにんげんは役立たずだな。だからボクはにんげんのできる役に立つお仕事は何かないのかなと考えました。おちちを出すほかに役に立つおしごとを見つけるのはむずかしいです。ハエをしっぽでたたくおしごと、えらそうなひとが乗っているくるまをひっぱるおしごと、ボクにはそれくらいしか思いつきません。そうしているうちに中の人はパソコンをみながら、「てけてーん、てけてけてーーーん、てーーーてけてーーん」と歌い始めました。楽しそうに中の人はそのパソコンに映るおじさんを指して、「おしごとをする人」とボクに言いました。きっとこのおじさんは役に立つおしごとをするひとなんだと思います。中の人も飼い主さんもこの写真のひとのようなおしごとをしてほしいなと思いました。

つめあわせ

ボクいっしょに住んでいるかえるさんとキーウィーちゃんとで写真をとりました。ボクは楽しかったけれども、むかしなりたくうこうのおみやげ屋さんで売られていたことをちょっと思い出して、こわいきぶんになりました。

役に立つおしごと

中の人は「ぎじゅつしゃ」といって、パソコンの前でニタニタしながら手を動かしています。中の人は「世の中のためになるしごと」と言っていますが、ボクにはよくわかりません。
いちばん役に立つおしごとは、ボクの巨乳のおねえちゃんのように「おちち」を出すことだとおもいます。

復活

こんばんわ。モーモーちゃんこと喪太郎です。
復活しました。今日もボクはうしのおちちを飲んで元気です。